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なかひらときどきブログ

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モエレ沼公園 1

モエレ沼公園に行ってきました。
故イサムノグチのマスタープランにより、札幌市のゴミ処理場跡地に彼の没後の2005年に完成した大きな公園です。
大自然の中にある印象を持たれる方もおられるかもしれませんが、札幌の中心から車で2、30分ほどにあり、拡がっていった市街地の延長上にある都市公園といった位置付けです。
川に囲まれるロケーションは、市街地と異化されながらも連続していて決して特異な環境として存在していません。
山、ピラミッドなどプリミティブな造形がダイナミックに展開していく計画は、風景としての既見感を感じさせますが、実際こんなものはどこにもありません。実はこの既見感が、居心地へとつながる原風景的な安心感をもたらせているように思います。
公園の中で一番大きなモエレ山は高さ約50m、プレイマウンテンは30mありますが、実際公園の中に立つと、広い、大きいという感覚よりもスケール感の不在という印象を持ちました。人が登っていくモエレ山は、まるで美しい絵をみているようでもあり、太陽光により実体となったり、虚像となったりすることがそう感じるひとつの要因かもしれません。北海道という大地と連続していくようなこの公園は、ランドスケープよりというよりは、やはり大地の彫刻と呼ぶ方がふさわしいように思います。
まずは、モエレ山の風景をご紹介します。

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 高さ50mのモエレ山。裾野の広がりと山、こんな勾配の決定って難しいと思います。

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 モエレ山へのアプローチ。ゆるやかな階段が大きく旋回していく。
モエレ山には、3つの階段がある。山の登り方は人それぞれ、人生そのものだ!なんつって。

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 頂上から見た景色。360度拡がる風景は、この公園が北海道だからこそを感じさせてくれます。

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 もうひとつの山「プレイマウンテン」を見る。

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 周囲の川とメイン施設の「ガラスのピラミッド」 子供も登る!

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 階段じゃなくても登れます。そんなにきつくもなく、ゆるくもなく。

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 陽が陰り、美しいシルエットとなったモエレ山。本当にさまざまな表情を見せてくれます。

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 手前に小さく見えるのはヨガの達人。「聖なる山モエレー」

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 まるでメキシコのティオティワカン遺跡のよう。
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by mnaoffice | 2009-09-26 16:34 | 建築 | Comments(0)