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なかひらときどきブログ

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鰊御殿

小樽にある鰊漁で莫大な富を成した網元の住宅です。住宅と言っても100人を超える漁の雇い労働者(ヤン衆)や女中までが住む住宅兼寮みたいなものです。
内部は、驚くような大きな木の梁が多層に組まれており、当時の網元の財力が見て取れます。中には1本で6間、約11mの梁もあり、構造の迫力は桁違いです。風雪に耐えることはもちろんだと思いますが、やっぱりここでもデッカイドウ!

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 明治30年に建てられ、この場所に移築されている。屋根に望楼が付いた和洋折衷建築

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 庇は1間ほど出ている。雪の重さを考えれば桁違いの跳ね出し。
 窓上の庇裏も丁寧な仕事がされていた

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       7層にも組み上がる小屋組。ここまでせんといかんのかねえ

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 1階の座敷。梁がよくとんでますね~。柱ではなく、梁と垂れ壁で仕切られる空間

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       2階、3階はヤン衆の寝床

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 目の前は日本海。船の上に建っているかのよう

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 駐車場の管理小屋。よく出来てます

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 ロシア製?
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by mnaoffice | 2009-11-12 19:15 | 建築 | Comments(0)

北大モデルバーン

北海道大学に保存されている札幌農学校第2農場。明治10年から北海道で最初の畜産農場とされた建物が保存されています。(重要文化財)
家内的畜産が農場開発と共に大規模畜産として実践していく中で、大学のクラーク博士が構想したものです。日本におけるアメリカ的農業がここから始まったのでしょうかね。

建物は木造のフレーム構造の洋風建築です。外壁の下見板や窓のフレームなどひとつひとつが力強く、こうした建築はやはり北海道ならでは。初めてこうしたものをじっくり見ましたが、大変興味深いものでした。
北大自体も初めて行きましたが、無茶苦茶広い。大学の周りを車で走っていると「北海道より広いんちゃうか」って思いました。

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 大学の中にあるが学生はほとんどおらず、木々と静寂に包まれる心地よい場所です

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 牧牛舎

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 動力室と穀物庫。穀物庫(右)は、風を通すスノコ構造になっている

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 下見板が美しい

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 札幌軟石で造られた釜湯。大きなサイロも同じ石で造られていた

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 絵を描くおじいちゃんとずっと一緒にいるおばあちゃん。ここは北大のスケッチの定番
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by mnaoffice | 2009-11-05 12:30 | 建築 | Comments(0)