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なかひらときどきブログ

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カーリング

“やっぱりはまってしまった”感のあるカーリング。
氷上のチェスと呼ばれているそうで、確かに読みと組み立てを考えるのは実におもいしろい。
また、ストーンを滑らせる精度と氷の状態を読み、ブラシでスウィーピングするといった人の経験と感覚がそこに加味されることでさらに深みを与えています。
カーリングでは、敵チームをやっつけるという感覚よりも相手がナイスショットしたときは相手をたたえた上で自分達はそれにいかに対応するかを考え、2つのチームでいい試合をしていくという気持ちが大切であるとバンクーバーオリンピックの解説をしている小林宏さん(この人いいですね)が言っていました。
要は、今置かれている環境を読んで自分達の問題として次に向けて解決するということですかね。仕事や家庭と一緒ですね。012.gif
ゆっくりと回転しながら滑っていくストーンを見ながら、時には必死で氷の上を掃き、終われば片足で氷の上をス~イスイと滑って移動する。何より審判が近くにおらず、基本チーム間の目測で結果が判断され、各エンドが終わればストーンをプレイヤーが足で片付ける。(ちょっと行儀悪い感じに見えるのは僕だけ?)
実際は緊張の中での熱い戦いなのでしょうが、そうした少しオフな感覚に見えることも今ウケる要因なのかもしれません。039.gif
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by mnaoffice | 2010-02-24 15:23 | 生活 | Comments(0)

自宅内レストラン「俺ん家」

この日の午前中、作業的な用事があったためGパンとセーターという服装で家を出ました。夕方Yさんに「フレンチ行くのにこんな格好で大丈夫?」と聞くと彼は大笑い。
「あのね、フレンチではなく俺ん家(オレンチ)!」

友人のYさんとKさんの3人で北区豊崎4丁目にある自宅内レストラン「俺ん家」に行ってきました。
3年前に北欧に行くときにYさんにIさんを紹介してもらい北欧の情報をいろいろ教えていただきました。その後、Iさんがシェフの川島さんとご結婚され、「俺ん家」をオープンしました。Yさんに誘われながらお互いの都合が合わずやっと今回行けることになりました。
JR線路沿いの雑居ビルの鉄骨階段を「こんなところでお店を出すことがおもしろいなあ」と思いながら4階まで上がるとデザインされた椅子が並べられた踊場にそっけないスチールドアがあります。「こんばんはー」と友達の家を訪れる感じでドアを開けるとシェフの川島さんがいい笑顔で迎えてくれました。
自宅内レストランと謳っているように内部もあえて店舗としてデザインされたものではなく、自宅を軽~くレストランに設えたような不思議な落ち着きのある空間です。気張っていないテーブルと椅子、照明、床の間のデザインなどがほんの少しの緊張感をもたらし、ここがレストランであることを感じさせてくれます。
テーブルは2つのみで、この日はたまたま僕たちだけだったのでゆっくりと話しながらおいしい料理とワインをいただきました。
普通のマンションの一室にほんの少しのデザインを入れてできた自宅的空間のくつろぎ感が川島さんがつくるさまざまなジャンルのコース料理を包み込んで、訪れた人をほっと一息させてくれます。043.gif
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by mnaoffice | 2010-02-17 13:50 | | Comments(0)

工校生デザインコンクール

昨年秋に審査員をさせていただきました第55回工校生デザインコンクールの審査結果と審査講評が「建築と社会2010年1月号」(日本建築協会)に掲載されています。
このコンクールは、工業高校の建築・デザイン系の学生を対象にした今年で55回目となる歴史のあるコンペです。ほとんどの図面がCADで描かれる現在において、手描きにこだわり、手で表現することによるマナーや丁寧さ、ねばりといった教育的な側面と高校生という若いリアルな感覚を表現するという2つの側面を持った設計競技です。
今年の課題は「学校に建つ食堂」。普段使っている学校空間への提案や地域との関りからのプログラム提案、自分自身の世界観の表現などさまざまな案をやや深読みしながら楽しく審査させていただきました。他の審査員の方々がどんな案を押すのかも興味深かったです。
入賞した中に九州の離島に実際ある高校の食堂を計画した作品がありました。僕は、案そのものは強く推さなかったのですが、離島の高校からコンペに挑戦しているその学生のポテンシャルに驚いていました。後日、表彰式にも出席させていただき、そのときにわかったことなのですが、実はこの案、大阪の女子高校生の案でした。少し驚いたのですが、彼女の話を聞いて納得しました。自分の身の周りの環境ではなく、全く違う環境条件で考えてみたかったことをきっかけに「海辺の高校」という場所設定をし、ネット(GooGleなど)を使って全国にある高校を調べて唯一自分の設計条件に合う離島の高校を見つけたということでした。見方によっては、リアルな環境ではないと批判されるかもしれませんが、彼女のプロセスは、目の前にある学校空間が自分自身にとってリアルなものでないことの裏返しとしてあり、ネット上での環境調査から建築イメージを飛躍させたように思います。彼女は自分の建築感を表現するためやこのコンペに勝つために自らプロデュースをしたのです。そして僕も含め審査員はまんまとヤラレタのでした。045.gif
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by mnaoffice | 2010-02-03 17:31 | 建築 | Comments(0)