“やっぱりはまってしまった”感のあるカーリング。
氷上のチェスと呼ばれているそうで、確かに読みと組み立てを考えるのは実におもいしろい。
また、ストーンを滑らせる精度と氷の状態を読み、ブラシでスウィーピングするといった人の経験と感覚がそこに加味されることでさらに深みを与えています。
カーリングでは、敵チームをやっつけるという感覚よりも相手がナイスショットしたときは相手をたたえた上で自分達はそれにいかに対応するかを考え、2つのチームでいい試合をしていくという気持ちが大切であるとバンクーバーオリンピックの解説をしている小林宏さん(この人いいですね)が言っていました。
要は、今置かれている環境を読んで自分達の問題として次に向けて解決するということですかね。仕事や家庭と一緒ですね。
ゆっくりと回転しながら滑っていくストーンを見ながら、時には必死で氷の上を掃き、終われば片足で氷の上をス~イスイと滑って移動する。何より審判が近くにおらず、基本チーム間の目測で結果が判断され、各エンドが終わればストーンをプレイヤーが足で片付ける。(ちょっと行儀悪い感じに見えるのは僕だけ?)
実際は緊張の中での熱い戦いなのでしょうが、そうした少しオフな感覚に見えることも今ウケる要因なのかもしれません。