先日現場が始まった住宅の前面道路の最小幅員は、1.2m。今まで設計監理してきた中でも最小です。狭いだけではなく、メインの道路から敷地まで25m入ります。
クライアントから土地の購入の相談があった時に工事は全て手作業になるのでコストが上がることを伝えました。
特に基礎の掘り方(土の掘削)は、かなりの手間代となると思ったので、そこだけでも機械を入れたいと考え、最小のユンボの幅を調べました。90cm・・・何とかできると判断しました。車を持たないクライアントにとっては、便利な土地を安価で購入できのるで、少し工事金額が上がっても割安にもなります。
当然設計もそうした条件を考えてのものになります。
いざ工事が始まってみるとやはり工務店の方は大変です。単に土や資材を運んだりするだけではなく、、私道であるため、道を汚さない、傷つけないための合板やシートでの養生も特に気にしないといけません。
これから基礎~棟上げへと進んでいきますが、人海戦術とアイデアで工務店共々頑張っていきたいと思います。

道路の養生は、まるで何かのインスタレーションのようです

小さなユンボで掘り方開始です