粉浜のセカンドハウス

大阪市粉浜で１年前に竣工した住まいの造園工事が終わりました。
南北に長いうなぎの寝床と言われるような間口３ｍ、奥行き19.3ｍの建売住宅のリノベーションです。

住人は50代後半の女性です。
まずは南側のガレージとポーチだったスペースを庭にして、Ｌ型木造ラーメンフレームによる構造補強を施すことで１階の壁を撤去し、庭と内部空間が連続した南北に長い空間が生まれました。

北側の一番奥からも南側の庭が見ることが可能になり、南北を開けることで心地良い通風も得ることができるようになりました。

大阪市内のマンションに住まわれる住人は、ここをワークスペースを兼ねたセカンドハウスとして使用しています。
こうした２拠点のあり方は、コロナ禍の中で自分や家族を守ることや生活の豊かさをつくることはもちろんですが、サスティナブルなモノとしても可能性があることだと実感します。