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なかひらときどきブログ

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俺はまだ本気出してないだけ

手塚治虫のアトムを浦沢直樹が描く「プルートゥ」の最新刊が出たので本屋に行きました。映画「20世紀少年」第2章が公開されていることもあって、平積みにされた「プルートゥ」第7巻を手に取って、レジに持って行こうとしたとき妙な絵が目に入りました。気になって見てみると「俺はまだ本気出してないだけ」というタイトル。「俺にやさしい社会づくり」ナイス!おっさんコメディーという帯がついています。(ちょっと笑ってしまった)
坊主頭の小太りのおっさんが何とも言えない表情で立っている表紙とタイトル、帯を見て何か惹かれるものがあり、手に取ってしまいました。
主人公は大黒シズオ42歳、バツイチ。15年勤めた会社を辞め、自分探し(フリーター)をしているおっさんが突如漫画家を志望するところから話が始まります。漫画を描きながら、ハンバーガー屋でバイトし、仲間からは店長(あだ名)と呼ばれ、コンパで若い女の子に「ちゃんとがんばった方がいいと思いますよ」とアドバイスされ、高校生の娘にお金を借り、厳格に見える父親からは「家族も納得させられない奴がよ?読者を納得させられんのか?」などと言われる。
確かに笑えるコメディーなのですが、何とも言えない読後感。
それぞれがそれぞれの立場で正しいこと、どこかで聞いたことのあることを言っていますが、シリアスでもありません。
本気=可能性の奔放なおっさんシズオがどう見えるのか?
本当に本気出した方がいいのかどうか?
そもそも本気って?
自由で多様な価値観とまじめに生きねばという使命感が今の時代の中で揺れ動いていきます。機会があれば一度読んでみてください。基本笑えますから。041.gif027.gif

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by mnaoffice | 2009-03-14 16:29 | | Comments(0)
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