北海道大学に保存されている札幌農学校第2農場。明治10年から北海道で最初の畜産農場とされた建物が保存されています。(重要文化財)
家内的畜産が農場開発と共に大規模畜産として実践していく中で、大学のクラーク博士が構想したものです。日本におけるアメリカ的農業がここから始まったのでしょうかね。
建物は木造のフレーム構造の洋風建築です。外壁の下見板や窓のフレームなどひとつひとつが力強く、こうした建築はやはり北海道ならでは。初めてこうしたものをじっくり見ましたが、大変興味深いものでした。
北大自体も初めて行きましたが、無茶苦茶広い。大学の周りを車で走っていると「北海道より広いんちゃうか」って思いました。
大学の中にあるが学生はほとんどおらず、木々と静寂に包まれる心地よい場所です
牧牛舎
動力室と穀物庫。穀物庫(右)は、風を通すスノコ構造になっている
下見板が美しい
札幌軟石で造られた釜湯。大きなサイロも同じ石で造られていた
絵を描くおじいちゃんとずっと一緒にいるおばあちゃん。ここは北大のスケッチの定番